【700回目投稿】&本の紹介『How Google Works』

想定外のおもしろさ。

エリック・シュミット他『How Google Works [Kindle版]』土方奈美訳、日本経済新聞出版社、2014年

今回で通算700回目の投稿となりました。これからもご愛顧のほど、お願い申し上げます。

それまでの区切りと比べるとペースは落ちていますが、着々と更新している次第です。長く続けたい一方で、いつになったら卒業するんだ?というのがそろそろ周囲の関心事になりつつありますので、そのジレンマと戦いながらの当ブログとなりそうです。

さて、その記念の回は本の紹介です。ありがちな成功体験記と思われたので、しばらくは放置しようと思っていたのですが、11月頭の連休に読む本を探していて、結局は買ってしまいました。しかしそれはまさに成功体験だったと言えます。

Googleの理念である「邪悪になるな」はよく知られていますが、それ以外にも非常に多くの理念があることには驚かされました。特に採用に関する部分はうならされました。最高の人材を採用し、彼らが最高の成果を出せるよう計画し、最高のサービスを世に出していくという部分の一貫性はすごいの一言です。Googleでは彼らを「スマート・クリエイティブ」と呼ぶそうですが、そこにかける資金と労力は相当なもんです。やはり、事業を成功させるには金かけていい人材を採用しないとダメですね。ケチってたらいい人材は来ませんよ。

その他、成功の秘訣がちりばめられています。新たに事業を興そうとしている人、あるいは社内の新規プロジェクトを立ち上げようとしている人には非常に参考になると思いますので、そういった立場の人には必読といっておきます。

評価:★★★★☆

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